ひろさんのココンところ

いまだ人生に惑う事ばかり

ロック好きな人、ちょいと聞いてよ

たまたま、ね。ネットサーフィンしてたらエライのにぶち当たったのよ。

 

今ならYouTubeで聴けるから、聴いてみてよ。

 

西郷輝彦 ローリング・ストーンズは来なかった

https://youtube.com/watch?v=0E9kjE9LXKQ&si=kFp9rFODy44K_eWE

 

これ、曲聴いたらわかるけど、全然タイトル関係ないのよ。多分、初めて聴いた人は皆キョトンとするんじゃない?ロック知らない人は尚更。

いや、知ってても、だな。ホク ホク ディランってなんやねん。

 

どうもこれ、ベストアルバムに入ってたりするらしい。

ヤバない? 途中からサイケロックの如き歪んだギターが〜とか分析する人いるかもしれないが、そんな事はどうでもよくてさ、素直に聴いたらヘンでしょう、これは。

昔の歌謡曲って本当にヘンテコなのがいっぱいあるんだよな。

調べる気も集める気もないからこういう形で備忘録的に残しておく。

 

青春をひとつ、片付けた

昔々のことじゃった。

どれくらいかと言うと、まだインターネットがISDNもADSLもなく、 USBもない為SCSIを使ってあれやこれや。パソコン雑誌には股間に金塊シールを貼った美少女がウジャウジャ。雑誌にCDがついててIEとネスケをダウンロードしないと何も始まらなかった時代。スクリーンセイバーが普通のゲームと変わらないくらいの値段で売られていた時代。

アフタヌーンが電話帳より分厚く、ガンガンで応募者全員にテレフォンカードが当たった(但し1000円分の切手を封筒に入れて送らないといけなかった、、これ、購入っていうんじゃ。。。)、世の中がおおらかだった時代。

そう、具体的には三十年ほど昔の話だ。

僕はテレ東系のアニメを観まくっていた。今でも何曜日の何時に何のアニメが放送されていたか覚えているくらいだ。

その中の一つに『機動戦艦ナデシコ』があった。

オープニングもエンディングも、ゲキガンガー3って作中劇の歌も歌える。でも、ストーリーは全然覚えてなかった。なんか不快感の記憶だけがあった。

数年前にふと思い立って考察サイトがないか探したらブッチギリに古いアーカイブサイトが見つかったが感想は拾えなかった。

あのアニメは、何だったんだろう。

そんな感じでモヤモヤしたまま過去の押し入れに仕舞い込んでいた記憶。

そんな中。

監督さんが最近亡くなられたらしく、追悼でyoutubeで26話全部公開になっていた。

なんか、一週間限定だったのだが、気付いた時点で3日経ってた。

どうしようかちらりと迷って、観ましたよ全話。勢い余って映画まで観た。後半に少し倍速で観たことも白状しておく。

その上で書く。何じゃこのアニメは。

なんか自分がおっさんだからかな、胸糞悪くなるほど登場人物全員が自分勝手な理屈で勝手な事してるし、無責任なくせにムチャクチャ人が死ぬ。火星で生き残った民間人全員がナデシコのバリアで死ぬ。映画版は、何故みんなが集まらないといけなかったか意味不明。

多分、当時の自分は今以上に理解力が無くて、それでも気持ち悪さだけはどうにか感じとっていたのだろう。映画館、当時行ったもの。アキト以外全員不真面目、という記憶だけが残っていたが、今回観てみたらアキトも含めて皆何言ってるか全然分からん。

なんか、この作品、裏設定や没ネタが膨大にあるらしく、確かに重力空間を作ったり、それをビームにして発射したり、訳わからない理屈で出来た訳わからないものがいっぱい出て来て、SFとして面白いネタはちょこちょこあるが、それは作品の評価とは関係ないと思う。

作画が後藤圭二さんだったりシナリオにあかほりさとるさんや川崎ヒロユキさんがいたり、当時の売れっ子声優がズラリと並んでたり、と、今見ると豪勢なんだよな。そりゃ売れてくれないと困るやろって作品。続編が出来ないのも納得だわ。

今回、コメントが読めたのが良かった。皆、良いアニメだった、大好きでした、というコメントで溢れているんだが、おばあちゃんの家で見てました、とか、自転車こいで隣町の映画館で見ました、とか、作品とは関係ない個人的思い出とごっちゃになってて、それは違うな、と思った。

自分探しも私らしくという言葉も、相手にも正義がある感じも、「バカばっか」が決まり文句になるあたりも、意味ありげで意味ない会話の応酬も、キャラソングがめっちゃ出て来て、キャラ設定もステレオタイプを当てはめた感じだったり、髪の色がやたらカラフルだったりするのも、みんなあの時代らしいと思っちゃった。ソフィーの世界ってあの頃だったよな。

 

なんか、僕の中でよく分からないが不愉快な印象だけがあった作品を、今回見直せた事で、整理がついて良かった。

Dr.STONEのアニメが終わった

ついに完結した。Dr.STONEである。

いやはや長い道のりであったなぁ。

どうなることかと思ったけど、全話きっちり完走した。

クイズノックでコラボ企画やってたのが最初のきっかけだったのだが、それが第二期始まる前、そこからアニメを観始めてマンガ買い揃えて、マンガ最後まで読んだ上で、これアニメ最後までやんのかな、と思いつつ観てた。結局やり切ったスタッフの皆さんに感謝しかない。

あんなに鼻につく、耳障りな口癖のキャラだらけなのに、気がつけば皆好きになってんだからとんでもない作品だわ。「百億パーセント〇〇だわ」が口癖の主人公とか「ゴイスーでドイヒー」が口癖のサブキャラとか「ちゃんとしてますね」が口癖の敵キャラとか、挙げ句の果てに「ハッ!どうせ〇〇の事だ。〇〇とでも言うのだろう」みたいなのが口癖のヒロインとか、厨二臭すぎだろう。

多分今まで観た数多の漫画の中でもトップクラスに絶望的なシチュエーションからの、全編全て諦めずに全力で困難に立ち向かう、弱音を吐く暇さえ与えないくらい実直に一歩ずつ積み上げていく姿は、最高の少年マンガであった。

ずっと最高傑作は『うしおととら』だと思っていたが、もしかしたら塗り替えたかもしれない。

そんな作品のアニメを最終回までリアルタイムで追いかけられた事に幸せを感じている。

 

いやはや、面白かった。マンガ何回も読み返してるが、また読み返そう。

子供の感性はすごい

たまたま、尾崎放哉の俳句の本を読んでいたら、6歳の娘が勝手にその本を読んで、「『咳をしても一人』は悲しいなぁ」と言った。

スゲェなお前。

確かに改めて考えると、この句は放哉自身が詠んだなら、肺結核、不治の病で苦しんでる孤高の俳人が浮かび上がるが、仮に小学生が詠んだなら、風邪で学校休んで1人寝室で寝ててする事なく、外から下校してきた子どもの声が聞こえてきて、今日一日何をしていたんだ、と悲しい気持ちになる、みたいな情景が見えてくる。

寂しく小さく、ケホ、と咳する子供を想像するといたたまれなくなる。もしかしたら肺結核より想像しやすいだけリアルかもしれない。本当は放哉が抱えていたほど深刻ではない孤独でも、子供にとっては永遠に近い孤独を感じるかもしれない。なんなら、誰もいない家で雨や風の音、廊下がミシと音を立てたりしたら恐怖すら感じるかもしれない。元の本意とは違うが句として成立する気がする。

 

娘の感性を通して改めてこの句の持つパワーを感じた一事であった。

これを世間では、親馬鹿と呼ぶのであろう。

自分だけの時間

久しぶりに朝から自分だけの時間があった。と言っても昼過ぎには子供を病院に連れて行かなきゃならないから完全なフリーではないのだが。

 

その時間をどうしようか考えて。

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映画観てきました。

迷ってはいたんですが、迷うくらいなら行けよ、という事で。

 

久しぶりに三宮へ。

先に、阪急8階に向かう。有隣堂書店へ。来たい、と思いながら来れてなかったんだ。今更言い訳みたいだが、今ほど有名じゃない時点からYouTubeチャンネル登録してたんだよ、僕は。ホント今更だな。本社のボロボロのエレベーターを紹介してた頃からずっと観てるんだが。

まぁいい。重要なのはパッと入って欲しくなった本が5冊くらいあり、流石に考え直して2冊買ったこと。陳列が僕好みで心地良かった。売り場面積はさして広くないのだが、ちょうどツボに入る感じ、素晴らしい。また行くわ。

そして、国際ホールへ。

なんか列整理してて焦ったのだが、どうも演歌のイベントがあったらしく、お年寄りの長蛇の列。そりゃそうだよ、パトレイバーの層じゃないよな。そう思いつつ、いやしかしパトレイバーどんぴしゃ世代は僕より上のはずだから、大概お年寄りかも、とドキドキしながらエレベーターで11階へ。11階はお年寄りで溢れていた。

キャ!となった。チケット売り場でクレカ決済出来ずマダムが喚いて店員を困らせている。ついてきている紳士も喫煙所がないと喚いている。まだ何もしてないが帰りたくなった。

幸い、お年寄りは別スクリーンでライブビューイングされる歌舞伎に用があったらしく、パトレイバーはガラガラだった。

観てきましたよ。

そもそも今回観ようと思い立ったのは休みがあっただけじゃなく、スタッフが見慣れた人達ばかりだったからだ。出渕裕、伊藤和典、川井憲次、高田明美、ゆうきまさみ、押井守などなど。声優も若い人に混じって千葉繁、古川登志夫、林原めぐみなどなど。エンディングが永井真理子だし。オールドファン相手って感じで安心して観れそうな気がしたんだ。そして、3話構成で80分、という上映時間。これが多分最大の要因だと思う。オジサンは2時間じっと座ってるのは苦痛なのよ。

果たして内容は。。。

まぁ、うーむ、という感じ。デジャヴ、というか、いや確実にかつて観た内容だよ。ちょっと今っぽい小道具(スマホやドローン程度)が出てくるだけで、安心安定の特車二課だったわ。出てくる人は違うけど、進士や太田は出てきた。

多分、観ても観なくてもどっちでもいい内容だったと思う。そして、多分8月にまた続きを観に行くと思う。あー、面白かった!とは思わないが、これで良いのよこれで、と思う自分がいる。

最後、劇場が明るくなって振り返ったら見事にお年寄りばかりだった。へ、へ、へ。

 

後はブラリ古本屋に寄ってCD2枚買って帰った。

見事に30年前と変わらない行動である。

これはこれで悪くない時間の使い方であった。

 

また一人、逝ってしまった【東海林さだお】

東海林さだおさんが亡くなられたそうだ。88歳。

エッセイのマンガのイメージが強いから若いと思っていたが、そうだな、それくらいの年だな。

 

僕は高校生くらいの時から長らく東海林さだおさんの『⚫︎⚫︎の丸かじり』シリーズを延々と買って、文字通り貪り読んでた時期がある。

釜飯が恥ずかしい、とか、アジの開きがかわいそう、の次のページが、だから食べてやりたくなる、と書いてあったりとか、トンカツは鼻息が荒くなる、とか、もう本当に大好きで、何回も読んだし真似して日記書いたりもした。僕にとっては村上春樹より東海林さだおを習作する方が楽しく文章を学べる気がしていた。

 

大好きだった。

エッセイ系で好きな作家の、多分一番だと思う。ここ10年くらい読んでなかったが実家に戻ったら何冊かひっつかんでこようと思う。

こんな機会でもなかったらまた読む気にはならんだろうし、な。

また一人、逝ってしまった。

 

と、これを書いていたタイミングで祖父江慎が亡くなった情報が入ってきた。SNSで僕がフォローしてる漫画家さんたちが軒並みコメントしてた。僕も、とり・みきをはじめ、好きな作家を通して祖父江慎の仕事っぷりに感銘を受けてたし、印刷の仕事してたからブックデザイナーの知り合いもいて、興味ある方だったが、今回、「え、これも?」ってのがいっぱいあった。

早すぎるわ、逝ってしまうのが。

地元の古本屋に行った話

最近事情があって月一くらいで実家に帰っている。もともと二、三ヶ月に一度は帰っていたが、嫁も子供も一緒だから自分の都合では動けないのだ。

まぁ用事があって帰っているのでさほど自由ではないが、帰りの道中で少し寄り道するくらいの時間はある。

こないだ、少し無理して実家の隣の市の昔からある古本屋へ行った。

入った瞬間、昔の本屋独特の何とも言えない匂いが鼻についた。最近嗅いだ覚えのない独特の、ホコリ臭さと何かの酸味の混ざった、慣れ親しんだ人間だから大丈夫なだけなのか、不快ではなかったが気になる匂いだった。

店内は、本の並びが異様に雑。探しにくすぎる上、愛が溢れすぎてるのか愛がなさすぎるのかジャンルでも出版社でも五十音でも並んでいない本棚。客のせいかもしれないが、とにかく並びが雑。

CDはなにせ安かった。そして変なラインナップだった。僕はこの店で25年前にセックス・ピストルズの『THE GREAT ROCK'N'ROLL SWINDLE』を980円で買ったことを思い出していた。

今回、3枚購入した。その中で特筆したいのがこれ。

『ドレッド・ツェッペリン:天国への階段』

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調べたら意外と有名? 僕は知らなかったが、結構動画出てくるわ。概要としては、太ったエルビスのモノマネタレントがレゲエ調にツェッペリンの曲をやるっていう、、、ハハ、なんやそら。

実際に聴くと、言うほどレゲエではなかったのだが、まぁ、ほのかに永遠の詩、とか、ほのかにミスティマウンテンホップ、とかなだけで楽しい人には楽しい。

謎なのは、Stir it up が入っていた事。ボブ・マーリーの名曲だが、何故これが?

白の絵の具で重ね塗りしたような薄味のレゲエだった。

全体的にネタ感満載の一枚で、結果的に楽しめた。

 

今回行ったこの店、僕が中学くらいの時に今の店名に変わったはずなんだよな。前の店名の頃に赤川次郎や宗田理を買い漁った記憶があるんだが、考えてみると30年前か。

自分のやってる事がまるっきり変わってない事に後悔はないが苦笑いがこみ上げる。

地元を離れて15年以上経つか。随分色々変わったがもしかしたら案外街は変わってなくて、一番変わったのは赤川次郎や宗田理を読まなくなった自分かも知れない。