ひろさんのココンところ

いまだ人生に惑う事ばかり

記録から見えること

数年前からアプリで読んだ本の管理をしている。

初めは自己評価や感想も書いていたのだがだんだん面倒になり、今はただ、何という作品を読んだか記録しているだけになった。

漫画の単行本もカウントに入れているので、前の巻と今回で大した違いのないものも多い。ならグロスで一冊としたら良いかというと、何巻まで読んだか知りたい時もあったりするのだ。

で、多分今年増えてもあと一冊あるかないかだから総括を書こうと思う。

今年はトータルで105冊。

前年が106冊なのでほぼほぼそんなもんだということだ。

前述の通り、続き物の漫画が含まれているので、タイトルだけでいくとグッと少なくなる。多分来年は減るんじゃないかな。Dr.ストーン全巻とか読んでたし。

あ、そう、今年はブルーバックスに魅せられて、学術系の本に色々手を出したので、読み終わってない、もしくは読み終わったけどよく分からなくて読み返している本も多数ある。

今年一番面白かった本は何かといったら難しいけどこれかな。

『日本史サイエンス』藩田 安弘著。ブルーバックス

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これをきっかけに歴史に興味が湧いた面もあった。というか、いかに自分は教科書の内容を鵜呑みにしてきたのか、という事だ。詳しくは改めて書くことにしようと思う。

 

クイズノックの読書会配信、特に第二回の『銀河鉄道の夜』がすごく良かったから何回か課題図書を読んでから読書会配信に臨んだ事もあった。

銀河鉄道の夜』の中で、「おっかさん牛乳もらってくるよ」という主人公に対して母親が「ええ、どうか」と返している場面があって、僕は子供の頃こういう会話が気持ち悪くて嫌だったのだが、須貝氏が「この人達英語で喋ってる!」と指摘していて、それが本当に久しぶりの読書会ならではの感動だった。「ええ、どうか」は「イエス、プリーズ」なのではないか、という指摘は素晴らしい直感だと思う。

 

読書って楽しいな。

来年は小説を多めに読もうかと思っている。

ここ数年の中で長編小説をほとんど読んでないのも気になるところではある。

ここ数年で、メチャクチャ面白いと思った小説が『悪寒』という伊岡瞬の小説なんだが、確認したらもう3年前に読んでいた。その後もチョロチョロ読んでるんだがなぁ。

何はともあれ、来年も、数よりも素晴らしい読書体験ができたらいいな。